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2024年08月19日
画像生成AI APIまとめ
カテゴリー:テクノロジー
タグ:AI, 画像作成, API
画像生成AI APIは、主にテキストから画像を生成するためのAPIです。最近ではAIとは思えないような画像を生成できるようになっており、デザインやクリエイティブなコンテンツの制作に活用されています。
Imagen
Vertex AI の Imagenは、Google Cloudの提供するAI画像生成ツールで、テキストから高品質な画像を生成・編集できます。生成モデルの「Imagen」を利用しており、詳細なプロンプトを与えることで、ユーザーが望むスタイルや内容の画像を生成可能です。特に、クリエイティブなコンテンツの作成や、プロトタイプのビジュアル化に役立つツールです。Google Cloud上でのスケーラブルなインフラと連携しており、商業利用にも適した柔軟性を提供します。
Vertex AI の Imagen | AI 画像生成ツール | Vertex AI の生成 AI | Google Cloud
Azure OpenAI Service
Azure OpenAI Serviceは、Microsoft Azureが提供するAIサービスで、OpenAIやMetaといった高度な言語モデルを利用して画像生成が可能です。特にDALL-Eのようなモデルを活用して、テキストからクリエイティブな画像を生成できる機能を提供します。Azureの強力なインフラにより、大規模な生成タスクもスケーラブルに対応し、ビジネス用途に適した信頼性を備えています。
Azure OpenAI Service – 高度な言語モデル | Microsoft Azure
PixAI Platform
PixAI Platformは、PixAIを活用した画像生成に特化したプラットフォームで、APIを通じて画像生成機能を提供します。LoRA、SDXL、その他のモデルを利用できます。APIの使用状況をダッシュボードで確認でき、さらにスケールの増減も容易に行えます。
OpenAI API
OpenAIの画像生成APIは、DALL-Eモデルを使用して、テキストから高品質な画像を生成します。ユーザーはシンプルなテキストプロンプトを入力するだけで、様々なスタイルやテーマの画像を生成できます。APIは開発者向けに設計されており、アプリケーションに簡単に統合できます。プロトタイピング、デザイン、クリエイティブコンテンツの作成など幅広い用途に対応します。
Stability AI
Stability AIのDeveloper Platformでは、画像生成用モデルとしてStable Diffusion 3を提供しています。画像生成はもちろん、アップスケールやテキストからの編集、スタイル変更などができます。
Stability AI - Developer Platform
Segmind
Segmindは、オープンソースの画像生成AIモデルをAPIで提供します。LlamaやRealDream Lightning、Flux.1などさまざまなモデルを利用できます。サーバーレスサービスもあり、手軽にAPI呼び出しが可能です。
Segmind - Stable diffusion Serverless APIs & Workflows
The (unofficial) MidJourney API
The (unofficial) MidJourney APIは、MidJourneyの画像生成機能を活用した非公式APIで、ユーザーがテキストから魅力的な画像を生成することを可能にします。非公式なので商業利用には難しいですが、MidjourneyをAPIから利用できるのは便利です。実際の利用時にはMidjourneyのサブスクリプションも必要です。
The (unofficial) MidJourney API
ImaginePro API
ImagineProはテキストから画像、画像の加工、画像からテキストと変換ができます。アップスケールやパンなど多くの機能がAPIから利用できます。Webサービスやアプリへの組み込みも容易でしょう。
ImaginePro API | AI-Powered Image Generation Integration
FLUX.1
FLUX.1はStable Diffusionの開発者が立ち上げた企業Black Forest Labsが開発する画像生成AIモデルです。Pro, dev, schnellという3つのモデルがあり、Proが商用利用ができます。schnellは小型・高速生成に対応しています。
Black Forest Labs - Frontier AI Lab
まとめ
画像生成AIは、生成するのに一定の時間がかかるのが難点です。そのため、サービスに組み込んでも問題ない速度、かつ品質の高い画像が得られるAPIを選定する必要があります。
また、APIによっては商用利用ができない場合もありますので、その点も注意してください。