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#業務システム – 知ったかテックワード!君もIT博士
2021年10月14日
業務システムとは、企業で業務を実行したり情報を管理したりするシステムのことだ。
次のように大きく3つの分類に分類できる。
- 基幹系システム
- 情報系システム
- 特定業務システム
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基幹系システム
基幹系システムは、企業における基幹業務を管理する情報システム。基幹業務とは、企業活動の中枢を担う業務のこと。企業のビジネスによって中枢となる業務は異なるため、基幹業務システムの内容は企業ごとに異なる。「基幹業務システム」「基幹システム」と呼ぶこともある。
代表的な基幹系システムに次のものがある。
- 販売管理システム:販売実績や売掛金などを管理する
- 生産管理システム:製造業などにおける生産計画や生産指示・工程管理などを担う。
- 在庫管理システム:在庫情報や入出庫データを管理する
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場合によっては基幹系システムに、会計システムや人事給与システムを含む場合がある。
販売管理システムや生産管理システムは、会計システムと連携することで大きな効果を発揮する。例えば、生産管理システムと会計システムが連携すると、材料や部品の仕入れ・組み立て・在庫などに合わせて、企業のお金の動きを追跡できるようになる。
情報系システム
情報系システムは、社員のコミュニケーションや事務処理の効率化などに役立つシステムのこと。
次のようなシステムがある。
- グループウェア
- メール
- スケジューラー・カレンダー
- ワークフロー
- ファイルサーバー
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それぞれ別のアプリやソフトウェアもあったりするけど、1つにまとめたり、同じシリーズを使うほうが分かりやすいし、運用も楽になるよね。
特定業務システム
次のように特定の業務や部門のための業務システムもあるよ。
- 営業支援システム(SFA):Sales Force Automationの略称。営業に関わる活動や進捗状況を管理できるシステム。例えば、商談の進捗状況や売上予測などが把握できる
- 顧客管理システム(CRM):Customer Relationship Managementの略称。 顧客とのコミュニケーションを図るために、属性や指名などのデータを管理する。見込み顧客やニーズの把握にも役立つ。
- コンテンツ管理システム(CMS) :Content Management Systemの略称。専門知識がない人でも、コンテンツを作成・編集・アップロードできるシステム。主にWebサイトの構築やドキュメント管理に利用される。> CMS
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業務システムは、企業規模や業種によっても分類できる。中小企業向けの販売管理ソフトは、パソコン上でも利用できる。大企業向けの販売管理システムは、サーバールームやデータセンターにハードウェアを設置したり、バックアップ体制を構築したりが必要になる。そのため、導入するだけでシステムインテグレータに依頼して数か月かかる場合がある。
最近は、業務システムを自前で持つオンプレミスではなく、クラウドサービスを利用する場合も増えているね。
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おまけのコント
カエル:やっぱり仕事には、パソコンが欠かせないよね。
ウサギ:メールやスケジュール管理にも使うし。
カエル:勤怠管理や経費精算もパソコンがないと困っちゃう。
ウサギ:リモートワークも、パソコンじゃないと面倒だよね。
カエル:それに比べて業務用のシステムは、まだまだ使いにくいし面倒な手順も多いなぁ。
ウサギ:Excelで入力して、PDFに変換して、メールで送るとか。
カエル:業務システムがいくつもあって同じデータを再入力するとか。
ウサギ:業務システムを使って困ったことがあったら、ぜひウサギを呼んで!
カエル:ほう、何してくれるの?
ウサギ:ふわふわのモフモフで、イライラした気持ちをいやすよぉ。なごますよぉ。
カエル:まあ、悪くないけど。システムの使い勝手は改善しねーな。
ウサギ:ところで、システムを「系」と呼ぶのなら、「基幹系システム」は「基幹システム・システム」なのでは?